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目次
ステッカーが査定に与える影響、減額される?
中古車は「純正状態」が望ましく、ステッカーによる個人的なアレンジや装飾は嫌気されやすいです。場合によっては、買取価格が減額されてしまうこともあります。
反対にステッカーを貼っていて査定でプラスとなることは基本的にありません。
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減額されやすいケース
小さなステッカーであればあまり気にされないこともありますが、以下のようなステッカーの場合は減額される可能性が高まります。
・大きいステッカー
・派手なステッカー
・たくさんのステッカー
・剝がすのに失敗、跡に残ったステッカー
・剥がした跡が変色しているステッカー(ステッカーを貼った箇所は紫外線の影響を受けないため差が生じる)
など
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車のステッカーの基本的な剥がし方

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1.ドライヤーで剥がす
2.お湯をかける
3.スクレイパーで剥がす
4.ステッカー剥がし剤を使う
5.ゴムトレーサーで剥がす
それぞれの作業内容、メリット、デメリットなどを表でまとめると以下のようになります。
| 剥がし方 | 作業内容 | 適した貼り付き具合 | メリット | デメリット |
| 1.ドライヤーで剥がす | ドライヤーの熱で柔らかくして剥がす | 弱い | ・作業が簡単 ・綺麗に剥がせる |
・ボディが熱で変形することがある ・電源が必要 |
| 2.お湯をかける | 熱湯をかけ、柔らかくして剥がす | 弱い | ・綺麗に剥がせる | ・角度がある箇所には向かない ・火傷の危険がある |
| 3.スクレイパーで剥がす | スクレイパーというヘラのような道具で削り取る | 中 | 頑固なステッカーでも剥がせる | ボディに傷がつくことがある |
| 4.ステッカー剥がし剤を使う | 剥がし剤の液をかけ、スクレイパーで削り取る | 強い | 最も効果的な方法で、ほとんどのステッカーは剥がすことができる | ・剥がし剤を買う必要がある(1000円程度) ・手間がかかる |
| 5.ゴムトレーサーで剥がす | ゴムトレーサーという道具を使い、高速回転させた摩擦で削り取る | 強い | どうしても取れないステッカーに対しての最終手段 | ・専門的な道具となるため素人には扱いにくく、ミスもしやすい ・ボディに傷がつくことがある |
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1.ドライヤーで剥がす
ドライヤーで剥がす方法は、手軽かつ、上手くいけば跡を残さず綺麗に剥がすことができますので、おすすめ度の高い方法でもあります。
家庭で使っているドライヤー(もしくはヒーターガンでも可能)を使い、剥がしたいステッカーに熱を吹きかけます。ステッカーやシールの粘着剤は温度によって粘度が変わっていくため、数分程度吹きかけると、だんだんと柔らかくなります。
粘着剤が柔らかくなったら、ゆっくりと剥がしていきます。一気に剥がすと粘着剤の跡が残るため、焦らず丁寧に剥がします。上手く剥がせない場合は、後述する「スクレイパー」も合わせて使い、削りとるのも手です。
注意点として、ドライヤーの熱は、ボディを変形させたり、塗装を傷めることがあります。とくに樹脂製のバンパーなどは変形しやすいため、ドライヤーは使わないほうがよいでしょう。
車の電源で家庭用のドライヤーは使えない:
家庭用のドライヤーの消費電力は1000W~1200Wと高いです。一方、車のシガーソケット(インバーター)から得ることができる電力は最大で120W~180W程度であり、家庭用のドライヤーは通常動きません。無理に使うとバッテリー上がりを起こすこともありますので、家庭用のコンセントに繋ぎ、延長コードなどで引き延ばして使用するようにしてください。
もしくは「車専用のドライヤー」であれば車内の電源で利用できますが、車用のドライヤーは温度が低い製品が多いため、粘着剤を柔らかくできないことがあります。
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2.お湯をかける
原理は前述したドライヤーと同じです。お湯の熱で粘着剤を柔らかくし、その勢いで剥がす方法です。水をやかんなどに入れ「80℃前後」まで加熱します。あとはお湯をステッカー部分にかけ、柔らかくなったらゆっくりと剥がしていきます。
ただし、この方法はボンネットや屋根など水平な箇所には有効ですが、窓やドアなど角度のある箇所には向きません。角度があると、お湯をかけても下に流れていくため、うまく温められないためです。
また、作業に集中するあまり手などにお湯を掛けてしまい火傷する恐れもありますので、行う場合は細心の注意を払って作業してください。
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3.スクレイパーで剥がす
「スクレイパー」というのは、ヘラ状のステッカーを剥がすための道具です。100円ショップやホームセンターなどで販売されています。
車のステッカーは粘着力が強いため、素手でそのまま剥がすのは難しいですが、スクレイパーで削るように剥がしてくと上手く剥がせることがあります。
スクレイパーには、ヘラ部分が金属タイプとプラスチックタイプの2種類があります。
| 金属タイプ | ステッカーを剥がしやすいが傷が付きやすい。窓や金属部など強度のある個所に貼り付けたステッカー向け。 |
| プラスチックタイプ | 金属タイプよりステッカーを剥がしにくいが傷が付きにくい。ボディやバンパーなど強度の弱い箇所に貼り付けたステッカー向け。 |
注意点として、金属タイプはもちろんのこと、プラスチックタイプでも、小さな傷がついてしまうこともあります。もしもボディに傷を絶対に付けたくない場合は、スクレイパーの使用は避けたほうがよいでしょう。
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4.ステッカー剥がし剤を使う
頑固なステッカーも剥がせる最も効果的で確実な方法です。
市販の「ステッカー剥がし剤(シール剥がし剤)」の液をステッカーにかけます。浮かび上がってきたらスクレイパーで削り取っていきます。
ステッカー剥がし剤の場合、化学薬品の力で粘着剤そのものを分解しボディから浮かび上げることができますので、長年貼り付けガッチリとボディに粘着したステッカーでも、剥がせることが多いです。
ステッカー剥がし剤は条件に合ったものを使用する:
ステッカー剥がし剤は、「車専用のタイプ」のものを使用するようにしてください。カー用品店やホームセンターなどで販売されています。価格はメーカーにもよりますが1000円前後です。
また、ステッカーの素材、貼り付けている箇所の素材、経過年数等に合わせさまざまなタイプのステッカー剥がし剤が販売されています。状況にあったものを購入し、取扱説明に書かれた正しい方法で使用するようにしてください。
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5.ゴムトレーサーで剥がす
こちらは、長年貼り付け経年劣化し、どうしても剥がせないような頑固なステッカーを剥がすための最終手段です。
「ゴムトレーサー」というのは、ゴム製の円盤状の工具であり、電動ドリルの先端にゴムトレーサーを装着して使用します。高速回転させ、摩擦の力でステッカーを剥がしていきます。プロの業者も、ステッカー剥がしを行う際にはゴムトレーサーを利用するとことが多いです。
操作難易度が高くコツがいる:
ゴムトレーサーはシール剝がし剤などを使っても剥がせないような頑固なステッカーでも取り除くことができます。しかし操作難易度が高く、回転数を間違えたりすると、塗装を傷つけてしまうことなどもあります。前提として電動ドリルも別途必要になりますので、素人には手が出しにくく、DIYに慣れている人向けです。
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車のステッカー剥がす際の注意点やNGケース

車のステッカーを剥がす際には、以下2つの注意点があります。
・スクレイパーはボディを傷つけることがある
・剥がしてはいけないステッカーもある
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スクレイパーはボディを傷つけることもある
この記事内でも度々登場している「スクレイパー」ですが、傷が付きにくいといわれているプラスチックのタイプのスクレイパーであっても、使い方によっては細かな傷がつくことがあります。とくにゴジゴジと強い力で削ると傷がつきやすいです。
浅い傷であればコンパウントなどで消せることもありますが、スクレイパーを使う以上は多少なりともボディに傷が付く可能性があるということは念頭に置いた上で使ってください。
剥がしてはいけないステッカーもある
法律上、剥がしてはいけないステッカーは「車検ステッカー」と「保管場所標章シール」です。
| 車検ステッカー | 「道路運送車両法66条」にて、見える位置に貼り付けておくことが義務付けられています。剥がした場合には道路運送車両法違反となり、罰則の対象となります(50万円以下の罰金)。 |
| 保管場所標章シール(車庫証明シール) | 「自動車の保管場所の確保等に関する法律」にて、車のリヤガラスに貼り付けておくことが義務付けられています。剥がしても明確な罰則はありませんが、剥がさないようにしてください。 |
この2つは剥がすと法律違反となりますので、決して剥がさないようにして下さい。
なお、車購入時から貼られている「低排出ガス車ステッカー」や「燃費基準達成車ステッカー」などは、とくに法律上の決まりやルールはありませんので、邪魔な場合は剥がしてしまっても問題ありません。
本当に剥がすべき?事前に確認したい3つのこと

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判断基準1.「慣れているか」
車のステッカーは、一般的なシールとは異なり、綺麗に剥がすには慣れや経験も重要になります。特に初めて挑戦する人であれば、跡が残ってしまい見栄えがかえって悪くなってしまうこともあります。
「シール剥がし系の作業をやったことがない」「手先があまり器用じゃない」「忙しく時間がない」等の人であれば、無理して焦って自分でやらない方がよいこともあります。
なお、車のステッカー剝がしはプロに依頼することもでき、費用は大体3000円~4000円程度が目安です。
判断基準2.「貼りつき具合」
あまりに強く貼りついたステッカーは、自分で剥がさないほうがよいともいわれています。主に以下のようなステッカーです。
・糊(ノリ)の粘着力が強いステッカー
・何年も貼り続けているステッカー
・触ってもピクリともしないほど粘着しているステッカー
など
強く粘着したステッカーを、スクレイパーなどを使って強引に剥がそうと傷になってしまうこともあるため、無理は禁物です。
判断基準3.「高級車や新しい車でないか」
「外車などの高級車」「まだ買ったばかりの新車」等は、ステッカー剥がしの際にできたちょっとした傷でも減額になりやすいため、無理して剥がさないほうがよい車両といえます。
反対に、「年式が古く塗装が剥げかかっている車」「小傷がもともと多い車」等であれば、ステッカー剥がしの失敗があまり影響しないことが多いため、自分で剥がすのに挑戦してみるのもアリでしょう。
ステッカーが貼られた車も売るなら「今」!

「ステッカーを貼ってるし査定に出していいものなのかな?」「後で剥がしてから査定しようかな?」と思い悩んでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、査定は基本的に早いほうがよいです。
車の価値というのは、時間経過と共に下がっていくものです。年式の古くなった車というのは、ステッカーが貼ってある・貼ってないよりも大きな減額要素となりやすいのです。
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目立つステッカーが貼ってあってもあまり気にしない業者もおり、業者側が買取後にサービスで剥がしてくれるケースもあるため、迷っているのであれば早いうちに査定を受け、まずはどの程度の金額になるかを把握しておいたほうが確実です。
まとめ

以上、車のステッカーの影響や剥がし方について解説しました。
今回解説した方法でステッカーを上手く剥がせることもありますが、慣れていないと失敗して跡や傷が残ってしまうこともありますので、よく考えた上で行いたいところです。
また、ステッカーが貼ってあったとしても査定でマイナスにならないケースも多々あり、むしろステッカーなど気にせず”早め”に査定に出した方が高額査定に繋がりやすいこともあります。
「今」が一番査定額が高いというケースも多いですので、まずは現時点の車の価値を無料査定でチェックし、いつ売るべきかを考えていきましょう。

