73式小型トラックは中古で買える?レプリカはどこまで許されるのか調べてみた

73式トラックの買い方

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最近ネットを見ていたら、自衛隊の73式小型トラックが売りに出されていたわ。
73式小型トラックに限らず、自衛隊車両は民間人は買うことが出来ないはずじゃが。

フクロウ先生

 

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それじゃ私が見かけたものは何だったのよ!
恐らく精巧に組み上げられたレプリカじゃろ。
ただ、自衛隊や警察の車両については厳密なルールがあるから気を付けるべきじゃな。

フクロウ先生

 

 

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ちょっと気になる話だし、詳しく教えてほしいわ。
よろしいでしょう。
73式小型トラックが売りに出されていた背景や、知られざる公的車両のルールを解説するの。

フクロウ先生

 

 

実は買える裏事情

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陸上自衛隊と73式小型トラック

73式小型トラックとは

よほど軍事車両に詳しい方を除いて「73式小型トラック」と聞いてもピンとこないと思います。

多くの方が想像するのは、濃い緑色の塗装をされたジープ型車両程度の認識しかないでしょう。

まずは73式小型トラックについて、意外な装備品を含めて詳しく知ることにしましょう。

 

初期型は三菱ジープの改造車両

陸上自衛隊の装備品には2007年9月まではネーミングの決まりがあり、正式採用された年次が「○○式」として命名されていました。

つまり73式小型トラックは1973年に正式採用された小型トラックで、最初の型(一期)は三菱がライセンス生産を行っていたジープをベースにしたものです。

もともと三菱・ジープは民生用だったため、軍用車では珍しいシガーライターと灰皿がそのまま装備されていました。


この初期型の73式小型トラックは1997年に生産が終了し、それ以降は共食い整備で数を減らし続け、近いうちに全車が退役予定となっています。

 

1996年からは三菱パジェロの改良型

基本設計が古すぎた初期型の73式小型トラックは、排ガス規制などに対応できなくなっていたことから、1996年に新型(二期)へ更新されました。

それが今も現行型なのですが、ベースは三菱自動車の2代目パジェロでリアサスペンションをリーフ式に変更していることが大きな特徴です。

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パジェロを”それっぽく”しただけじゃなかったんだ。
そんなことでは国防の任に当たれないからの。

フクロウ先生

 

一期の73式小型トラックと比べより民生品に近づいたこともあり、灰皿だけではなくAM・FMラジオやエアコンまで標準装備されています。

驚きなのはトランスミッションがATだということで、実は最新の戦車もATが採用されています。


現行の73式小型トラックは旧称を使用し続けることが問題視され、2001年年度納入車両アから「1/2tトラック」という名称に変わっています。

少し前のデータ(2018年度)によると、73式小型トラックの納入価格は約420万円で、三菱関係者の話では採算が取れていないようです。

 

73式小型トラックを中古で買うことは可能なの?

中古73式小型トラック

ミリタリー好きであれば「73式小型トラックを欲しい」という方もいるのではないでしょうか。

ここからは、自衛隊での役目を終えた73式小型トラックのその後と、街で目撃情報のある「それっぽい車両」の関係を説明します。

 

お役目を終えた73式小型トラックのその後

自衛隊に納入された73式小型トラックは普段から任務や訓練に使われ、おおよそ11年で耐用年数を迎えるといわれています。

では、自衛隊でのお役目を終えた73式小型トラックは、その後どのような運命を迎えるのでしょうか。

自衛隊車両は自衛隊内の通達で「防衛専用品」とされ、使われなくなった場合には以下のような措置が取られます。

 

「そのまま使用できないか又は復元できないよう破壊、切断等の措置を行う。この場合において、保全上必要な部位又は悪用されるおそれのある部位は完全に破壊する。

引用:不用決定した物品(供与品を除く。)の売払いについて(通達)

 

73式小型トラックは、再使用など出来ないようスクラップ化し、その後売り払われることになっています。

つまり入札によって民間に払い下げられるようなことはありません。

 

街で見かける73式小型トラックの正体

自衛隊による厳しいルールのため、73式小型トラックをそのまま買うことが出来ないわけですが、中古車市場を見ると「自衛隊車両」として73式小型トラック&1/2tトラックが流通していることがあります。

 

このような目撃情報もあるのですが、まさか闇ルートで73式小型トラックが流されているのでしょうか?

ほとんどの場合は、レベルの非常に高いミリオタが極限まで自衛隊仕様に近づけたレプリカです

 

レプリカとはいえ、実際に73式小型トラックに使われていたパーツも使用されているようなので、侮れない実力をもっています。

 

海外からの逆輸入車も存在

役目を終えた73式小型トラックがスクラップされることは事実ですが、そこに落とし穴があったケースも見られました。

自衛隊内の通達によれば、スクラップ業者へ引き渡す前に「陸上自衛隊の使用する標識、その他の製品の標示、銘板、部隊標示及びこれらに類似したものはすべて抹消又は除去する」と定められています。

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けっこう入念な措置がとられているのね。
防衛装備品はルールが厳しいのじゃ。

フクロウ先生

 

つまり銘板や特殊なライト、桜のマークなど、自衛隊車両だったことが即バレする部品は、自衛隊駐屯地内で外されて契約業者に引き渡されます。

 

ところが、契約業者のなかに再組立てできる状態で海外へ流していた事例があったようで、それを再組立てした本物が存在しています。


こんな車両が陸運局でナンバーを交付されるのか不明ですが、裏ルートを通ってきた73式小型トラックが手に入る可能性はあります。

 

自衛隊も調査している部品の不正流通

先ほど説明した本物の73式小型トラックですが、当然のように自衛隊の装備品に関する通達違反です。

防衛省もこのような事態を把握しているようで、国会審議でも問題視されていました。

 

「陸上自衛隊の防衛装備品の高機動車が入札で売り払われた後に転売、海外流出した問題で防衛省は15日、落札業者らに行った実態調査の結果を公表した。3月までの5年間に売り払った高機動車など自衛隊車両について転売を認めた業者はなかったとする一方、高機動車9両を含む自衛隊車両18両が、国内で転売されたり、フィリピンで販売され、さらに逆輸入されたりするなどしたという。」

引用:読売新聞

 

このような事態発覚後は、解体作業を自衛隊基地内で行わせるなどの対策を取っているので、今後は”本物”が買えることはなくなるでしょう。

 

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73式小型トラックのレプリカを作ることは可能なのか

レプリカを作ることは可能

どうしても73式小型トラックが欲しい!という方が、レプリカを作るということは違法なことではありません。

では、どのようにして73式小型トラックのレプリカを作るのか?と、その難易度について考えてみましょう。

 

労力をかけて73式小型トラックを再現することは可能

73式小型トラック(1/2tトラック)は、三菱パジェロの2代目モデルがベースなので、2代目パジェロショートの中古車を買えば改造に着手できます。

ただ、1991年1月から1999年8月まで生産されていた2代目パジェロを買うことが至難の業で、全国を探しても数十台しか見つかりません。

 

希少車となった2代目パジェロは、現役車両の多くが「パジェロ好き」の所有となっているので、中古車があったとしても部品取りの争奪戦となります。

実はベース車両を手に入れることが、73式小型トラックを再現する前に立ちはだかる巨大な壁です。

 

かなりの難作業になることが確実

運よく2代目パジェロショートを手に入れられたとして、そこから73式小型トラックを再現する作業はかなり難しいものになります。

そもそも生産終了から25年以上が経過したモデルなので、改造前に旧車としての維持作業が大変です。

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よほどのもの好きじゃなきゃ無理そうだね。
その「よほどのもの好き」がいるから、73式小型トラックのレプリカを見かけるのじゃ。

フクロウ先生

 

加えて73式小型トラックを再現するとなると、ライフワークにするくらいの根気を持って、相当の出費を覚悟しましょう。

 

意外と知られていない公的車両のルールとオススメの方法

公的車両のルール

73式小型トラックは、本物を手に入れることはほぼ不可能で、レプリカであればお金に糸目さえ付けなければ入手できることが分かりました。

では、自衛隊車両以外の公用車は同じように厳しいルールが定められているのでしょうか。

ここでは意外と知られていな「公用車のその後」について解説します。

 

パトカーを再現することは不可能

自衛隊車両も廃棄などのルールは厳しいのですが、同じように厳しいルールが定められているのが警察車両のパトカーです。

警察が使っている本物のパトカーや覆面パトカーは、役目を終えても「民間へ払い下げる」ということがありません。

 

これはフランスであった事例ですが、精巧なパトカーのレプリカを走らせる行為は違法です。

ちなみに白黒のツートンカラーだけであれば問題ないのですが、そんなものに何の価値もありません。

 

意外!消防車や救急車を手に入れる方法

73式小型トラックやパトカーが手に入らない(稀な事例を除く)ことは理解できますが、消防車や救急車ならどうなのでしょうか。

実は役目を終えた消防車や救急車は、官公庁系のオークションサイトで手に入れることができます。

 

これを落札できれば、憧れの(?)消防車or救急車ライフを送れるわけですが、これにも制約が存在しています。

消防車であれば「○○消防本部」などの文字を削除したうえ、赤色灯も使用できないようすることが求められます。

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消防車や救急車を所有したい人なんているのかな?
消防車をオークションで買って自家用車にしている人はいるみたいじゃな。

フクロウ先生

 

これは救急車も同様なので、それを承知のうえ「見た目だけで満足」ならば、手に入れることをお止めはしません。

 

73式小型トラックのレプリカを探すならズバット車販売

ズバット

引用:https://www.zba.jp

73式小型トラックのレプリカは、頻繁ではなくても定期的に中古車市場で見かけることがあります。

ただ、ベース車両が25年以上も前の2代目パジェロである点や、改造の程度などを考えれば安易に飛びつくのは危険です。

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古すぎる車だし、素人が手を出すのはリスキーだわ。
そんなときにはプロの目に頼るのがオススメじゃなな。

フクロウ先生

 

そこでオススメなのが「ズバット車販売」を利用することで、しっかりとしたプロが中古外車の状態を見極めてくれるサービスです。

ズバット車販売は、市場に出回っていない非公開車両から自分の希望に合う車を紹介してくれます。

毎日約500台も入庫してくる中古車の中から、あなたにピッタリな73式小型トラックのレプリカを提案してくれるでしょう。

ズバット車販売は、専門知識を持った車探しのプロに任せることによって、安心して希望する車を探すことができることがポイントです。

むしろ73式小型トラックのレプリカや、まれにあるらしい”本物”を、プロの目を通さないことはリスクの大きな行為だといえます。

 

まとめ

まとめ

自衛隊のルールによって、正真正銘本物の73式小型トラックは手に入らないことが分かったと思います。

ただ、それらしいレプリカや国会でも問題になった「怪しいルートを通った本物」は手に入る可能性があります。

いずれにしても安易に購入するのは危険なので、実車をプロの目で確認してもらうことが必要です。

 

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