フォルクスワーゲンはドイツ車のなかでも高級車というよりは、質実剛健で真面目な車作りというイメージの強いメーカーです。
そんなフォルクスワーゲンも、世界的な流行に乗り遅れまいと多くのSUVモデルを販売しています。
この記事では、フォルクスワーゲンのSUVモデルを、人気をもとにランキング形式で詳しく解説します。

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目次
フォルクスワーゲンとSUV

フォルクスワーゲンという社名を日本語にすると「国民車」となり、どのような自動車メーカーかをよく表しています。
まずはフォルクスワーゲンという自動車メーカーの特徴と、同社がSUVにどのように向き合ってきたのかを知ることにしましょう。
フォルクスワーゲンというブランドの特徴
フォルクスワーゲンの歴史は、ドイツにとって黒歴史となっているナチスのアドルフ・ヒトラーと深い関係があります。
ヒトラーによる「国民車構想」を実現するために作られた会社がフォルクスワーゲンの前身で、本社のあるドイツ・ヴォルフスブルクは構想実現のために作られた街です。
民生車両を製造し始めたのは戦争が終わった後のことで、タイプⅠ(ビートル)の大ヒットで会社が安定しました。
現在はゴルフやポロなどの中小型車だけではなく、大小のSUVなどを製造する世界第2位の自動車メーカー(グループ)となっています。
フォルクスワーゲンの特徴は、ドイツ車ならではのボディ剛性の高さと、派手さのないながら上品な内外装の仕上がり具合です。
バーリ空港からレンタカーで移動。
ついにフォルクスワーゲンT6に乗れた
昨日乗ったメルセデスベンツVクラスと比較すると全ての動的質感でT6の圧勝。
とくに乗り心地とボディ剛性の高さが印象的。
T6のシートが見た目よりふんわりと体重受けとめて快適。
サスペンションが良く動き身体に優しい乗り味。 pic.twitter.com/J4H3OfmEnC— C 3ベールレンツ (@bx16tzi1992) April 17, 2024
日本では販売されていないワンボックスモデルですが、あのベンツをも凌ぐ車作りこそフォルクスワーゲンの真骨頂です。
初のSUVは高級化路線の延長
フォルクスワーゲンが初めて開発したSUVは、同社の高級化を推し進めていたフェルディナント・ピエヒ会長の考えが色濃く反映したモデルでした。
トヨタ・ハリアーやBMW・X5が火をつけた都市型高級SUV路線へ、新型SUVの投入を計画し、それにグループのポルシェも乗っかってきて完成したのが「トゥアレグ」です。
旧型トゥアレグか957カイエン乗りたい
どっちもプラットフォーム共通の姉妹車やけど、トゥアレグはウッド調の内装がオサレで957は押しが強い外観が好き
V8乗る金が作れれば957でコスパ重視ならトゥアレグかな😸いずれにせよZ降りてからの話やけど pic.twitter.com/YyBxmZsXwq— fish先輩(28) (@FULLHOUSE114514) January 8, 2023
よく知られた話ですが、ポルシェ・カイエンとは姉妹車にあたり、それより地味な見た目がフォルクスワーゲンらしさといえるでしょう。
今では多くのSUVを手掛けているフォルクスワーゲンですが、最上位モデルからスタートするという一風変わった歴史をもっています。
今ではSUVが売れ筋となったフォルクスワーゲン
フォルクスワーゲンといえば、Cセグメントのお手本といわれるゴルフが有名で、いまだに同社の屋台骨を支える存在です。
しかし最近ではフォルクスワーゲンが販売する車両の約半分はSUVモデルで、完全に売れ筋がSUVに移ったとさえいえるでしょう。
日本市場においても、ゴルフに次ぐ販売台数になっているのはT-CrossやT-RocといったSUVモデルで、あのポロさえも抜いています。
フォルクスワーゲンのSUVは、他の輸入車SUVよりリーズナブルな価格だという点が魅力ですが、質感も高くコスパの高い選択肢です。
また、人によっては悪目立ちしないということも、あえてフォルクスワーゲンを選ぶ理由なのかもしれません。
フォルクスワーゲンのSUVをランキング形式で紹介

ここからはフォルクスワーゲンのSUVを人気順に紹介しますが、準SUVといえるクロスオーバーモデルも含めてランキングにしています。
誰が見てもSUVというモデル5車種に加え、クロスオーバーモデル2車種の中から選出しました。
どれも魅力的なモデルですが、特徴を理解しやすいように紹介していきます。
第1位:ティグアン
フォルクスワーゲンのSUVで人気第1位に輝いたのは、ミドルサイズSUVの「ティグアン」です。
実はこのティグアン、2019年以降は世界で最も売れているフォルクスワーゲン車になっていて、あのゴルフを上回る販売実績となっています。
現行型ティグアンは2024年11月に日本での販売が始まった3代目モデルで、日本市場に限っていえばフォルクスワーゲンのSUVで最上位モデルです。
それというのもフラッグシップモデルのトゥアレグが、2018年のフルモデルチェンジで3代目に変わったタイミングで日本市場から撤退したためでした。
ティグアンの魅力は大きすぎないサイズ感と、フォルクスワーゲンの特徴といえるクラスを超えた質感の高さにあります。
新型VWティグアン
日本でも新型のCMが流れてるそうですが、US仕様もお披露目です。なんか前よりも小ぶりになったような?ここのところのワーゲンの高級感すごいですね pic.twitter.com/Ji8IQ6Azbe— かいっつ (@carkai121) December 2, 2024
世界一売れているワーゲン車だから、フォルクスワーゲンもフルモデルチェンジに手抜かりはないのでしょう。
ティグアンを選んでおけば失敗することはないといえるほど、新型ティグアンは素晴らしい出来栄えです。
| グレード | パワートレーン | 駆動方式 | 車両価格 |
| eTSI Active | 1.5Lガソリンターボ+モーター | FF | 4,871,000円 |
| eTSI Elegance | 5,470,000円 | ||
| eTSI R-Line | 5,889,000円~ | ||
| TDI 4MOTION Active | 2.0Lディーゼルターボ | 4WD | 5,619,000円 |
| TDI 4MOTION Elegance | 6,218,000円~ | ||
| TDI 4MOTION R-Line | 6,532,000円~ |
型落ちとなった2代目ティグアンでも十分魅力的なので、中古車も視野に入れましょう。
第2位:T-Roc
人気第2位に入ったのは、フォルクスワーゲンのコンパクトSUV「T-Roc」で、クーペのように流麗なボディスタイルが特徴です。
もとはコンセプトカーで終わるはずが市販化に至ったモデルで、日本へは2020年7月に投入されました。
ティグアンより一回り小さなサイズですが、それでも全長4,250mm・全幅1,825mm・全高1,590mmという大きさで、存在感は十分あります。
T-ROC R、このサイズで300馬力ってやばくないか!? pic.twitter.com/v99Gg1YLYQ
— かいとぅ (@kaito4432) July 25, 2022
T-Rocには「R」というグレードが設定されていて、SUVであっても走りを求め、なおかつアホのように高い他社のSUVモデルには手を出せない方にはオススメです。
| グレード | パワートレーン | 駆動方式 | 車両価格 |
| TSI Active | 1.5Lガソリンターボ | FF | 4,389,000円~ |
| TSI Style | 4,679,000円~ | ||
| TDI 4MOTION Style | 2.0Lディーゼルターボ | 4WD | 5,226,000円~ |
| TDI 4MOTION R-Line | 5,485,000円~ | ||
| R | 2.0Lガソリンターボ | 4WD | 6,999,000円~ |
第3位:T-Cross
T-CrossはフォルクスワーゲンのSUVでは最小モデルで、ポロをベースとしていることからサイズ感は日本の道路事情にベストマッチです。
フォルクスワーゲンご自慢のMQBプラットフォームを採用していることで、堅牢かつサイズ以上に室内空間の余裕があります。
日本での販売も好調で、2020年から2022年まで3年連続で輸入SUVカテゴリーの第1位を記録しました。
Tcross乗ってみると、また違いますよ。椅子を合わせて見えるボンネットフードなどの見切り。運転しやすい。1Lターボがイイ感じに内燃機してる。
これ乗ったあとにゴルフ乗ると、静かで上質な車両感を味わえます。— ORESAMA47 RACING (@oresama47) February 7, 2025
リッターカーに300万円以上は出せないとの声も一部にありますが、日本では味わえない独特の感じを体験できます。
| グレード | パワートレーン | 駆動方式 | 車両価格 |
| TSI Active | 1.0Lガソリンターボ | FF | 3,368,000円 |
| TSI Style | 3,673,000円 | ||
| TSI R-Line | 3,969,000円~ |
第4位:ゴルフ・オールトラック

ゴルフ史上最高傑作と言われる7代目に追加されたゴルフ・オールトラックは、ステーションワゴンモデルをベースにしたクロスオーバー4WDモデルです
現在は8代目モデルになっているのですが、残念ながたゴルフ8のオールトラックは日本未導入となっています。
それというのも日本では4WDモデルは需要が少ないようで、セールス面から投入が見送られたようです。
トナラーさんはアタシの大好きなゴルフオールトラック。1.8Lの専用エンジンとハルデックス第5世代+ブレーキLSD付きの走行性能に横幅1,800mmで荷室605Lという何をどうやったらそんなに積めるんだという神パッケージさらにLKA付きの全車速対応のADAS搭載で当時400万切ってた恐ろしいクルマ pic.twitter.com/AOXNvBrA1O
— 蟹場リズム (@CanivaRythm) April 20, 2025
これは第5位に入れたパサート・オールトラックも同様で、購入するのであれば中古車しかありません。
| グレード | パワートレーン | 駆動方式 | 車両価格 |
| TSI 4MOTION | 1.8Lガソリンターボ | 4WD | 3,799,000円 |
※新車販売時の価格
第5位:パサート・オールトラック
2015年から2024年まで販売されていた6代目パサートのクロスオーバー4WDモデルが、パサート・オールトラックです。
デビューは2018年10月で、パワートレーンは2.0リッターディーゼルターボ(TDI)となっていました。
パサートオールトラック良い。
ゴルフオールトラックみたいにアウトドア感少ないけどパサートはよき。ネックは1,855と大きすぎて駐車場がほんときっついとこかな。トゥーラン1,830でもう限界感あるから後2.5センチも許容できる気はしない。 pic.twitter.com/Efcpue1xNb
— でめさん@台湾企業陸マイラー (@deme19800124) July 28, 2019
2024年11月にフルモデルチェンジされたパサートにはオールトラックは設定されておらず、4WDモデルは「TDI 4MOTION」だけとなっています。
| グレード | パワートレーン | 駆動方式 | 車両価格 |
| Alltrack TDI 4MOTION | 2.0Lディーゼルターボ | 4WD | 6,399,000円 |
| Alltrack TDI 4MOTION Advance | 6,997,000円 |
※新車販売時の価格
第6位:ID.4
世界的に雲行きの怪しくなってきたEV化への道ですが、うっかりEV全振りを打ち出してしまったフォルクスワーゲンが投入したEVの一つがSUVの「ID.4」です。
走りだしたからには止められないEV化なのでしょうが、セールス的には苦戦しています。
フォルクスワーゲンの電気自動車のID.4、100万円引き、50万円引きが抽選で当たるとか、どんだけ売れてないんや😂 pic.twitter.com/BQ9rku9MI6
— 高橋秀武@ひでたけ (@hidetakke) April 17, 2025
今の日本ではEVは様子見しておくのが正解ですが、持ち家の2台持ちであれば魅力的な一台かもしれません。
EVらしい豪快な加速があるわけでもなく、必要十分な感じがフォルクスワーゲンのEVといった感じです。
| グレード | パワートレーン | 駆動方式 | 車両価格 |
| Lite | EV(125kW) | RWD | 5,142,000円~ |
| Pro | 6,488,000円~ |
第7位:トゥアレグ
フォルクスワーゲンの最高級SUV「トゥアレグ」は、2018年の3代目モデル登場のタイミングで日本市場から消えてしまいました。
中身はポルシェ・カイエンとほとんど同じであっても、カイエンのようなプレミア感が無かったことが大きな理由だったのかもしれません。
つまりセールス的に芳しくなかったわけで、残念ながらトゥアレグが欲しければ中古車を狙うことになります。
ポルシェカイエンの話になるとフォルクスワーゲンのトゥアレグと一緒やんって言いたがる人とは仲良く出来ない気がする。
って言うとアウディのQ7もやでって言うヤツ現れるのなんで。 pic.twitter.com/xYSdfvKoiq
— 渡邉康太𝕏 医療に携わる仲間を増やそう! 𝕏 (@kouta_success51) December 10, 2023
確かにトゥアレグとカイエンは「似て異なる車」でもあり、このような意見も多く見られます。
| グレード | パワートレーン | 駆動方式 | 車両価格 |
| V6 | 3.6Lガソリンターボ | 4WD | 6,430,000円~ |
| V6 Upgrade Package | 6,930,000円~ |
※新車販売時(2015年)の価格
フォルクスワーゲンのSUVをお得に手に入れる方法

派手さはないもののフォルクスワーゲンらしい”真面目”な造りこみが魅力的なSUVたちは、どのようにすればお得に手に入れられるのでしょうか。
フォルクスワーゲンも輸入車なので、その点も考慮しながら購入手段について考えてみます。
競合車が多いので値引きを狙う
今はどこを見渡してもSUVだらけといえるほど、各自動車メーカーにとってSUVは激戦区となっています。
つまり新車を購入するのであれば、数多くのライバル車と競合させることは有効な手段です。
例えば2024年11月に新型が発売されたティグアンであれば、以下のようなライバル車が存在しています。
| 輸入車SUV | BMW・X1、メルセデスベンツ・GLA、アウディ・Q3、ボルボ・XC40 |
| 国産SUV | トヨタ・ハリアー、マツダ・CX-80、レクサス・UX |
もちろん競合車の名前を出すだけで簡単に値引きを引き出せるわけではなく、本気で悩んでいるという小芝居も必要です。
割安な中古車を狙うのもあり
フォルクスワーゲンのSUVは、ドイツ車のなかではリーズナブルな価格ですが、それでも一番安いTT-Crossでさえ300万円を軽く超える新車価格となっています。
一方でフォルクスワーゲンのSUVはリセールバリューが高くはなく、つまり中古車をお得に手に入れられるわけです。
フォルクスワーゲンのティグアン(R)なんかは個人的に好きですがリセールは微妙かもですね…
— 熊パパ@福岡在住 (@papahmkyusyu) June 27, 2023
新車を買ってくださった方が苦労するおかげで、フォルクスワーゲンの中古SUVをお得に変えるというシステムが出来上がっています。
割高に感じてしまう認定中古車であっても、オプションなどが付いていることを考えると、かなりコスパの高い選択肢です。
フォルクスワーゲンの中古車選びの注意点
ネットなどを見ると未だに「フォルクスワーゲン(外車)はすぐ壊れる」といった書き込みが見られますが、そのほとんどは知ったかぶりのデマです。
とはいえフォルクスワーゲンのSUVを中古で買うには、それなりの注意点があります。
ドイツ車の特徴でもあるのですが、フォルクスワーゲンのSUVを維持するのはある程度の出費を覚悟しましょう。
部品代や工賃が高くなければ、
フォルクスワーゲンが欲しいんだけど、
車格に対して費用が高いんだよねえ
まあ、そうそう壊れたりはしないんだろうけど。
だったら国産でいいかな・・ってなっちゃう— Pide (@heavenly2breez) March 10, 2025
この方の言うとおり、予防的部品交換という壊れる前の整備費用は国産車では考えられないものです。
また、フォルクスワーゲンのトランスミッションは「DSG」という独自のもので、このコンディションには注意しましょう。
とくに構造が簡便な乾式DSGは、ジャダーなどのマイナートラブルが報告されているので、整備記録の確認は必須事項です。
任せて安心!スバット車販売を利用しよう
フォルクスワーゲンのSUVを中古車でゲットするのは、新車と比べてかなりコスパの良い選択肢です。
とはいえ外車特有の故障や維持費などには心配があるうえ、そもそも車両状態など素人には分かりません。
そのような心配を払拭するためにオススメなのは、「ズバット車販売」を利用することで、しっかりとしたプロが中古外車の状態を見極めてくれるサービスです。
ズバット車販売は、市場に出回っていない非公開車両から自分の希望に合う車を紹介してくれます。
毎日約500台も入庫してくる中古車の中から、あなたにピッタリなフォルクスワーゲンSUVの中古車を提案してくれるでしょう。
ズバット車販売は、専門知識を持った車探しのプロに任せることによって、安心して希望する車を探すことができることがポイントです。
様々な状態の中古車が流通する中から、後悔しない1台を見つけるためズバット車販売を利用するのは悪くない選択肢だといえます。
まとめ

フォルクスワーゲンのSUVは、ドイツ車のなかでは比較的手に入れられやすい価格で、なおかつ国産SUVにはない質感を感じられます。
運転してすぐに分かる剛性感など、フォルクスワーゲン車ならではの体験できます。
ただ、あくまで「比較的」というだけで高価な買い物には違いないので、中古車も視野に入れてフォルクスワーゲンのSUVをお得にゲットしましょう。

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